極端に言うと、僕の場合、無理をして先に人格を作っちゃうんですよね。ヒーローとしての人格を作って、普段からそう振る舞うようにする。それを続けていたら、自分の本物と重なるんですよ。作った人格が、本当の人格になるんです。
そうしたらホンマにカッコイイ本田圭佑ができあがるんですよ。だから一日一日が本当に大切になってくるんです。
これは、サッカーの本田圭祐選手の有名な言葉です。
本田選手がやっていることを分解すると……
- なりたい人格を先に作って
- あたかも自分がすでにその人格であるように振舞う
- そのうち、その人格が自分にしっくりきて
- 自分は望ましい人格をものにしている
ということです。
「一日一日が本当に大切になってくる」
そう言っている本田選手は、
毎日毎日その人格が身に染みて、
血肉になるまでなりきり続けている。
そんな努力を強く感じます。
私が取り入れているNLPにも
この本田選手の考え方にとても近い、
「モデリング」というワークがあります。
「モデリング」のステップは……
- 憧れの人や、自分がやりたいことをすでにできている人をしっかりとイメージ
- そのモデルの中に、着ぐるみを着るように入り込む
- その着ぐるみの中で感じる五感を体験する
という簡単なワークです。
着ぐるみの中で、感じたこと、
体験したこと、気付いたことを
生活に取り入れてみる。
本田選手のように、
自分のモノになるまで着ぐるみを着続ける。
といったこともできます。
先日私がモデリングしてみたのは、
あの、松岡修造さん。
人の前に立つときやプレゼンの場などで
修造さんの、あのエネルギッシュさを
出せたらいいなと思ってのチョイスでした。
前日にTV出演されている修造さんを
見ていたのでしっかりとイメージはありましたが、
念のため動画などを見て、
話している言葉や動きなどをインプットしました。
しっかりと修造さんの動きをイメージして、
その修造さんの着ぐるみの中に入りました。
その後の様子は省略しますが、
しばらくの間、修造さんになり切って動いていると、
身体が火照ってきました。
きっと修造さんも、
こんなふうに汗をかきながら語っているんだろうな。
この修造さんのモデリングから得たヒントは、
- 人の心を動かすには熱い情熱が必要
- ボディランゲージでもしっかり伝える
この二点。
そんなことか、
と思う人もいるかもしれませんが、
実際に体感した感覚は
文字面で見聞きしたこととは
全く次元が違う気付きがあります。
こんな自分になりたい。
あんな風になりたい。
新しい自分になりたい。
そんな人は、是非「モデリング」体験してみませんか?
天才になりたければ、天才の真似をすればいい。
( サルバドーレ・ダリ )
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