mind conditioning

マインドをベストコンディションに整える

大坂なおみ選手から学ぶ「気持ちの整え方」

大坂なおみ選手、

全豪オープン優勝おめでとうございます!

 

日本人としても、

アジア人としても、

世界ランク1位になるのは

初の快挙だそうですね。

 

歴史を作りました。

 

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優勝後のインタビューで、

この1年でのランキングの

急上昇についてどう思うかという

質問がありました。

 

彼女の回答は

私には遅いくらい。

でした。

 

つまりは、

もっと早くランキング1位に

なっていても良かった、

と言っているのです。

 

なんという、

自己信頼感の高さ何だろうと

私はワクワクしました。

 

 

決勝戦では、

ファーストセットを取ったものの、

第二セットは対戦相手の

クビトバ選手に取られ、

第三セットもチャンピオンシップポイントまで

行ったのに、

追いつかれたり……。

 

本当に接戦で、

何度もメンタルが “グラリッ”

とした瞬間があったように見えます。

 

そんな時に、

大坂選手がやっていたことは、

ひざをポンポンと2回ほど叩いて、こぶしを握る

こと。

 

ミスをしたり、

相手にポイントを取られたり

した不利な状況で

この動作をよく見かけた気がします。

 

この動作をすることで、

最高の自分の気持ち

最高の自分の状態

最高の自分のステート(あり方)

を呼び起こしていたのでは

ないでしょうか。

 

私がコーチングで取り入れている

NLPの手法にも

「アンカリング」という

同様のツールがあります。

 

「アンカリング」は

  • プレゼン前の緊張をほぐす
  • 面接前に自信を取り戻す
  • 試合前に最高の自分の状態に入る
  • パニックになりそうな時に気持ちを落ち着かせる

など、

特定の状況で自分が望む状態にする

ために使うスキルです。

 

特定の場面で使用したい

自分の状態を決めたら、

その状態に相応しい、

過去の強烈な感情を思い起こし、

自身の身体に刺激を与えます。

 

その刺激が

スイッチの役割を果たし、

自分の望ましい状態、

感情を呼び起こすのです。

 

刺激は、

大坂選手のように、

膝を叩いたり、こぶしを握ったりという、

身体的な刺激でもいいです。

 

「この音楽を聴くとテンション上がるんだよねー」

ということってありませんか?

 

それは、

音という耳への刺激によって、

テンションを上げるという

アンカリング効果 。

 

フィギュアスケート選手や

マラソン選手が

試合前に特定の音楽を聞いているのも、

理想的な自分の状態を取り戻すために

聞いているのです。

 

このように、

身体的な刺激でもいいですし、

聴覚的な刺激でもいいです。

 

 

そういえば、

私のNLPの師匠が言っていました。

 

師匠の娘さんがまだ小さい頃、

彼女が大笑いしている時に、

師匠が彼女の両手を

ギュッと握り、

楽しさ、面白さをアンカリング

していたそうです。

 

何度も、何度も、

繰り返し、繰り返し。

 

もしその娘さんが元気がない時、

お父さんが彼女の両手を

ギュッと握った時には、

何故だかわからないけれど、

大笑いしていた時の

気持ちを思い出すのでしょうね・・・。

 

私も息子が小さい頃に

このアンカリングを

知っていたら・・・と

悔やむことの一つです。

 

膝を叩くだけ、

握りこぶしを握るだけで、

それがスイッチとなり、

心に最高の自分、

理想の自分

の音楽が再生される。

 

そんな感じでしょうか。

 

 

大坂なおみ選手は

メンタルが強くなったと

メディアでも取り上げられていますね。

 

ご本人は、

やっと3歳のメンタルが4歳のメンタルに

成長したところ、

なんて言っていましたが(笑)

 

ぜひ、次の全仏オープンも

アンカリングをお守りとして、

優勝を目指して欲しいですね。

 

願わくば、

アンカリングのガッツポーズではなく、

会心のガッツポーズ

をたくさん見たいですね。

 

 

 

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