先日AI・人口知能EXPOの
基調講演を聞いてきました。
プロ棋士 vs AIである将棋ソフト
の対戦である「電王戦」では、
将棋ソフトが勝ったということは
ニュースで聞いたことがありますよね。
その程度で驚くことなかれ。
その講演で聞いたのは、
- 俳句を作る
- 映画のトレーラー(予告編)を1日でつくる
- ウェブサイトに掲載するバナー広告4億枚を自動で生成
- こんな感じの鳥と入力するだけで画像を作る
などという話。
本当にびっくりしました。
最近では、小学生でさえも、
将来自分が就く仕事は
AIにとってかわられないか
心配する時代。
最先端のAIは、
こんなクリエイティブなことまで
すでにできていると聞くと
ますます心配になりますよね。
この講演では、
飽きずに大量に作業や処理をしていくのが
AI。
一方、人間の役割は、
枠組みを変えること。
だそうです。
ですから、
今後のAI時代に人間が身につけておくべきなのは
枠組みを変えることができる知識や能力。
大きく意訳すると、
過去にとらわれない柔軟な発想
考えを計画的に実現できる力
ここがポイントかなと感じました。
岩手医科大学薬学部の
駒野宏人教授は
今後さらに注目される能力は、
メタ認知能力
と言っています。
それは、
ひとつ上の視点から自分自身を観察する
自分の内面と対話する能力でもあります。
メタ認知ができると
自分の認知や行動をチェックする
モニタリングができます。
そして、状況にあわせて
認知や行動を修正する
コントロールができます。
要は、自分を俯瞰してみるということです。
私が実践しているNLPのテクニックの一つでもあります。
自分を俯瞰してみることで、
今までと違う情報や選択肢が見えてくるものです。
そのようなメタ認知能力を持つことで、
枠組みを変える能力が備わっていくのだと思います。
AIにとって変われれてしまう仕事かどうか心配
そう思うよりも、
自分を俯瞰してみる。
そんなものの見方を身につけることを
意識していいきたいですね。
ブログ更新のお知らせをあなたのLINEにお届けします。LINE@でお友達登録をお願いします。