先日、元サッカー日本代表の
秋田豊さんの講演
「一流の思考力」
を聞いてきました。
引退しているものの、
非常にエネルギッシュで、
サッカーでもビジネスでも
さらなる夢を追い続けている方でした。
私は知らなかったのですが、
秋田さんは中学まで野球をやっていて、
将来はプロ野球選手！と思っていたそうです。
サッカーを始めるのは遅く、
中学校に入ってから
サッカー部の先生に声を掛けられ、
夏は野球、冬はサッカーをしていたそうです。
講演で私が学んだポイントは2つ
- 自分の強み、武器を持つこと
- ビジョンを持ち常に小さなことをやり続けること
自分の強み、武器を持つこと
秋田さんは、講演中には何回か
「僕はサッカーが下手です」
と言っていました。
私たちからすると、
「日本代表になった選手が何を言っている!?」
と思いますが・・・。
下手だと思っているなかでも、
秋田さんは自分の武器となる強みを見つけていきます。
ひとつめは、
フィジカルの強さ。
これは、学生時代に、
砂場でサッカーを遊びでやっていた時に
培ったもののようです。
砂場は足元が安定しないので、
ここでサッカーをしたら
確かに足腰が鍛えられますね。
ラグビーのようにタックルして
友だちを倒すのが好きだったそうなので、
倒れても安全な砂場なのでしょうね・・・(笑)
ふたつ目はヘディング。
これも、サッカーの足技が下手だから
ヘディングを磨いたと言っていました。
フィジカルも強いので、
当たり負けはしない自信はあったそうです。
身長は180cmしかないけれど、
海外の190cm以上ある選手に負けなかったのは、
最高到達点にあわせてジャンプする技を
磨いたからと言っていました。
「空中を飛んでいるボールは俺のボール」
とまで言うほどに、自信をつけたそうです。
もし、サッカーを始めたのが遅いから
僕はサッカーはうまくならない・・・
なんて思っていたら、
Jリーガーにもならなかったでしょうし、
サッカー日本代表にも選出されることは
なかったでしょうね。
自分が可能性を感じる武器を見つけ、
それをひたすら磨き続ける。
それが強みになり、自信を生む。
そんなことを教えてくれました。
仕事で考えてみると、
- プレゼン力を磨く
- 企画力を磨く
- コミュニケーション能力を磨く
など、自分には伸びしろがありそうな
特定のスキルに特化して
能力を高めたりすることが相当しますね。
部下がいる方でしたら、
部下の強みをみつけてスキルを伸ばす
そんなサポートをすることもできますね。
ビジョンを持ち常に小さなことをやり続けること
自分のヘディングに可能性を感じた
秋田さんは、学生時代、
ヘディングだけの練習を毎日毎日50本くらい
コツコツとやり続けていたそうです。
シュートの練習を毎日50本する
人はいるかもしれませんが、
ヘディングだけという人は
ほとんどいないのではないでしょうか。
他にもコツコツやり続けていたと
言っていたのが、
高校時代のケガで練習ができなかった時期のこと。
ここでは、試合のビデオを見たり、
インターセプト（相手ボールを奪う）が
上手な人の動きのタイミングを
観察＆研究することを続けたそうです。
相手ボールを
空中でインターセプトして、
ヘディングで味方にパスを出す。
そんな秋田さんの代名詞と言われるスキルを磨いたのは、
この怪我をしている時期だったそうです。
日々努力。
一瞬一瞬を大切に。
という言葉も言っていましたが、
私は、
やり続けることで「できる」という自信が生まれる。
自分の夢に近づく時間の使い方。
このふたつの言葉が
印象的でした。
「コツコツやり続けよう」と言うよりも、
「自分の夢に近づく時間の使い方をしよう」
と言われる方が、
モチベーションもあがりますね。
自分の夢に近づく時間の使い方をしていますか？
魔法の質問の誕生です。
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