mind conditioning

マインドをベストコンディションに整える

習慣化におけるレジリエンス

実は先日、久しぶりに大失敗を

してしまいました……。

 

どんな失敗をしたかと言うと、

お料理教室での失敗なんです。

 

その日の食材は特別に豪華で、

なんとアワビ!

アワビを使ったスープだったのです。

 

前日の寝るのが遅かった影響からか、

料理に取り掛かる前にいつも見ている

先生のデモは本当に眠くて眠くて。

 

眠たい気持ちを我慢して、

目をなんとか見開いて、話を聞いていました。

 

グループに分かれ、実際に料理がはじまると、

ゆでたアワビを殻からはずし、

肝を取るという手順がありました。

 

私は、アワビの身と殻の間に、

スプーンを差し込み、

きれいにはがす処理をしました。

そして、同じグループの男性が

肝を取る処理をしてくれました。

 

料理のステップが少し進んだタイミングで

「あれ?肝は?」

という声が!

 

実は、私はアワビの肝を捨てて

しまったんですね……。

 

すぐに謝って「大丈夫ですよ」と

温かい言葉をいただいたものの、

「肝が美味しいのに……」という

先生の言葉に再び落ち込みました。

 

捨ててしまったのが、

めったに扱わないアワビ

という素材だったこと。

そして、そのアワビが

かなりの上ものだったこと。

そして、捨ててしまったのが、

美味しいと言われる肝の部分だったこと。

 

料理が終わった後の実食の際にも、

改めて謝りましたが、

お仲間からめったにない美味しいものを奪った

と考えると落ち込む他ありません……。

 

 みなさんも、

こんな失敗をした経験はありませんか?

 

アワビの肝は美味しい。

料理のデモがしっかり聞けなかった時は

確認しながら慎重に行動する。

以上2点は、一生肝に銘じておきます。

 

 

ところで、感染症の拡大に伴い、

奇しくもより一般に広まった言葉として、

「レジリエンス」というものがあります。

 

辞書で調べてみると、

弾力。復元力。回復力。

 

心理学でも、落ち込んだ時の回復力や、

ストレスを跳ね返す力という意味で

「レジリエンス」という言葉を使います。

 

 

by Wokandapix

 

私のアワビ事件の落ち込みも、

レジリエンスの力を発揮して、

ゆっくり回復して、

こうしてネタとしてお話できるようになりました。

 

アワビ事件の後は、

このレジリエンスのことを

ずっと考えていたので、

ふと習慣化とレジリエンスのつながりが

思い浮かびました。

 

 

筋トレ、ランニング、ダイエット。

英語学習、読書、ブログ。

瞑想、断捨離、早起き、など。

これまでに多くの人が習慣化したいと

挙げたことがあるものばかりではないでしょうか。

 

そして、残念だけどよく起こるのが、

「3日坊主になってしまった」

「少し続けられたけれど、途中でやめてしまった」

ということ。

 

習慣化チャレンジが途絶えた

タイミングでレジリエンスを発揮できたら

と、ふと思ったのです。

 

自分も含めて、

毎日する、週1回する、月1回する、

と決めても何かの事情でできないことって

ありますよね。

 

たった1回できなかっただけで、

「やっぱり自分はできなかった」

と心が折れて、辞めてしまうのは

本当にもったいないことです。

 

だって、自分に必要だと思って

やり始めた習慣化ですよね。

何か素晴らしいものを手にすることができるから

始めた習慣化ですよね。

 

たった1回のスキップでめげるには、

とてももったいないのです。

 

そのタイミングで、また再開する

柔軟性、回復力、元に戻る力が

あればいいんです。

 

 

習慣化プロジェクトを始める時に、

どうやったら習慣化できるかなと

継続するための仕組み作りをしますが、

それと同じくらい、

また始めるための仕組みづくり

大切だなと感じました。

 

たとえば、途中で止まっても、

次の月曜日から再開するというルールを

作っておいたり。

再開できた時のご褒美を決めておいたり。

誰かに「ブログ更新できてないね」と

声をかけてもらうようにお願いをしておくとか。

 

習慣化は連続行動記録の更新

を目指すのではなく、

プロジェクトの実施期間の長さ

を目指していきたいですね。

 

 

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