遺伝子解読で有名な筑波大学名誉教授の
村上和雄先生が4月13日に
お亡くなりになりました。
私は先生から直接
お話をうかがったことはないのですが、
定期購読をしている月刊誌の連載で
いつも先生の連載記事を拝読していました。
私は今、
コロナ禍で自分を見つめなおしたり、
メンタル不調におちいる人たちを
サポートしたいという気持ちから、
日記帳を作るクラウドファンディングに
挑戦しています。
私がこのクラウドファンディングを
開始したその日に、
先生がお亡くなりになる前に発行された
最新号が手元に届きました。
その記事の中に、
まるで私の日記帳の使い方を
解説しているような箇所があって、
「先生が応援してくれている!」
と勝手ながら思うほどでした。
まさかその2週間後にお亡くなりになるとは……。
記事の中で先生はこう言っています。
ポジティブ感情を増やせる、とっておきの方法があります。
それは、毎日よいことを三つ書き留めるというエクササイズです。たとえ、言葉にして言えなくても、この書き留めるというワークを継続することで、ポジティブ感情を育むことができるのです。
(中略)
私たちの脳は、思いだすだけでその出来事の感情を再現します。再現することで、その回路は強化されます。実際に、よいことを三つ探すのが最初は難しいと感じていた人も、このエクササイズを続けていくことでどんどんポジティブな出来事に気づくようになっていきます。(月刊誌 致知5月号)
この日記帳は3行日記なので、
その日みつけたよかったこと、
例えば
- おいしかったこと
- 嬉しかったこと
- きれいだなと思ったこと
- 感謝したことや感謝されたこと
など、3つ書き込んで
日々見返してほしいなと思います。
先生の記事を見て
「応援してくれている!」
と思ったことも、
その日のよかったことの一つでした。
村上教授のご冥福を
心からお祈り申し上げます。
ありがとうございました。