グループコーチングをした時に
「セルフイメージが高すぎる場合に、
傲慢さが出てきてしまうのでは?」
「謙虚さが強すぎる場合に、
セルフイメージが低くなってしまうのでは?」
という質問をいただいたことがあります。
確かに自信満々過ぎて
傲慢にふるまわれている方っていますよね。
そんな方に会うといつも
もったいないなぁと思ってしまいます。
果たしてセルフイメージが高くなると
傲慢になってしまうのでしょうか。
そして、謙虚すぎると
セルフイメージが低くなってしまうのでしょうか。
まずは、傲慢と謙虚についての定義を改めて
調べてみると次のように書かれていました。
傲慢:高ぶって人をあなどり見くだす態度であること。
謙虚:自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること。
謙虚が「自分を偉いものと思わず」
となっているのを見るだけでも、
分かる部分があるのではないでしょうか。
私個人の見解ですが、
セルフイメージが高いことと謙虚であることは
共存できると思います。
共存した状態の人で
ぱっと思い浮かぶのは、
天皇や上皇様です。
そして、
先日の東京オリンピックで
金メダリストになった方たち。
どなたもとてもセルフイメージが高く
かつ謙虚だなとインタビューから感じました。
セルフイメージが高いということは、
ありのままの自分を受容し、
自分を信頼し、自分を尊重できているという
「自分の内部のこと」であって、
決して周囲への自己主張が強いとか、
自信満々なふるまいをするとか、
相手をどうこうしようということではない
と、私は考えています。
傲慢な方は、
人を見くだすことで
自分を高く見せようとしているので、
そうしないと自分の価値を保てないのであれば、
セルフイメージが高いとは言えない
のかもしれませんね。
そして、傲慢さは相手への接し方なので、
セルフイメージの問題なのではなく、
コミュニケーションの問題
とも言えるかもしれません。
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