「私は目立つと失敗する」
「私は人に好かれない」
みなさんは、こうした思い込み(ビリーフ)って
持っていませんか?
上のような、自分をネガティブに縛り付ける
思い込みもありますが、反対に、
「私は運がいい」のような
ポジティブな思い込みもあります。
ポジティブな思い込みはいくら持っていても
いいのですが、
ネガティブな思い込み(制限となるビリーフ)
はちょっと厄介ですよね。
ビリーフは、
付けていると気づかない眼鏡
のようなものと言われていて、
そうなることが前提となる言動を
してしまっているそうです。
そして、実際にそうなると、
「ほらぁやっぱりね!」と
そのビリーフは真実であると
自分の中で強化させてしまっているそうです。
制限となるビリーフは
知らないうちにどんどん強化されて、
それが起こる前提で考えてしまうので
厄介なんですよね。
先日、制限となるビリーフを扱う勉強会に参加しました。
私が扱ったのが最初に紹介した
「私は目立つと失敗する」でした。
その思い込みに対して、こんな質問をされました。
コーチ「あなたは目立つと、いつどんな時も失敗するんですか?」
私「いやいや、いつどんな時もって言われると
そうではないかもしれません。」
コ「ほんのちょっぴりでも目立つと必ず失敗するんですか?」
私「いやいや、ちょっぴり目立つだけなら
失敗しなかったこともあるような気がします。」
こんな質問をされるだけでも、
絶対そう!100%真実!
と思っていた思い込みがすこし揺らいで……
そうでない時もあるよなーとか、
確率は60%くらいかもしれないなーとか、
思い始めるわけです。
そして次に
コ「目立ったけれど失敗しなかった例はどんなものがありますか?」
私「そういわれると、
学校の役員だった時に仕切った講演会は失敗しませんでした。」
コ「これまでに、ほんのちょっぴり目立ったけれど
大丈夫だった時はどんな風でしたか?」
私「そうですねぇ……、先ほどの自己紹介の時は
皆さんの視線が集まっていたので、
ちょっと目立った瞬間でしたが、
大丈夫でしたね。」
のように、
実際に体験した反例を見つけることができると、
さらに思い込みが薄れてくるのです。
この後には、ビリーフを緩めるための
いくつかのステップがさらにあるのですが、まずは、
- 自分には〇〇という制限となるビリーフがあると
知ること( =眼鏡の存在に気づくこと) -
100%そうなるわけではないことに気づくこと
( =絶対に黒であるわけではなく、
実際には白からグレーのグラデーションが
あることに気づくこと)
この2点に気づくだけでも、
大きな違いが生まれるのではないかと感じます。
私の場合は、こうした質問に答えているうちに
「目立つ・目立たないではなく、
緊張している・していない、なのかもしれない」
とか
「目立つ・目立たないではなく、
準備ができている・できていない、なのかもしれない」
のような考え方がムクムクと
表面化してきました。
制限となるビリーフは、
長年かけて作り上げてきたものであったり、
自分を守ってくれたものだったりするので、
すぐに手放せないこともあるかもしれません。
まずは
「必ずしも、そうなるわけではない」
と思うことがスタートラインということですね。
制限となるビリーフを扱うワークにご興味がある方は
ぜひトライアルセッションでお試しください。
-------
◆ブログ更新のお知らせをあなたのLINEにお届けします。
LINE公式アカウントでお友達登録をお願いします。
◆WEBサイト
https://twitter.com/coachingnlp_jp/
https://www.instagram.com/coachingnlp.jp/
◆はてなブログで読者になるにはこちらから
-------