やりたいことがあるけれど、
なかなか行動に起こせない。
そんな経験は
大なり小なり誰にでも
あるのではないでしょうか。
健康問題、お金、時間……
これらは、行動が起こせない
顕在化した原因として
分かりやすいですが、
見えない原因として有名なのが、
「制限になるビリーフ」。
その行動を阻害する働きのある
信念や思い込みのことです。
「メンタルブロック」や
「リミッティングビリーフ(Limiting beliefs)」
とも言われています。
例えば、
オリンピックで金メダルを目指すアスリートが
「努力してもなかなか報われないものだ」
という思い込みを持っていたらどうでしょうか?
金メダルを獲りたいという気持ちは強くても
そこを目指す過程において
行動が全く違ってくるのではないでしょうか。
あなたが実現したい・達成したい夢にむかって
なんの制約や制限がなく
全力で向かっていくには、
そのような見えない心の枷の存在に気づき、
手放したり変容させていくことが
時には大きなカギになってくるのです。
でも、一般的には、
「制限になるビリーフ」は
「そうだ!その通りだ!」と
当たり前のように信じ切っているので、
自分ではなかなか気づくことができないと
言われています。
一方、ひとたび、
この重要な「制限になるビリーフ」を
見つけ出すことができれば、
ビリーフ・チェンジのプロセスや
テクニックを使って
手放しや変容をすることができるようになります。
制限になるビリーフを見つけるには、
様々な質問を自分に投げかけるのも
ひとつの有効な手段です。
例えば、
私が「世界一周の船旅に行きたい!」という
夢を持っていたとします。
行きたい気持ちは強いのですが、
なかなか実行に移せない時には、
こんな質問を投げかけることで、
見えていなかった
自分を制限している考えに気付くかもしれません。
例えば次のような質問です。
質問例
「それを実現することは、
自分や他者に対する
どのような悪い意味を持っていますか?」
これに対して、
・自分は贅沢であるという罪悪感を抱くかもしれない
・周囲の人から嫉妬を集めてしまうかもしれない
・家族に不便を強いることになるかもしれない
・母に心配や不安を与えてしまうかもしれない
という思いがあることに
気付くかもしれません。
他には、こんな質問も有効です。
質問例
「それを実現することから、
あなたを止めているのは何ですか?」
こう問われると、
・実際に世界一周の旅に行ってみて、こころから満足するのかという疑問
・長旅の間中、ずっと満足の状態でい続けることができるかという不安
・やむを得ず途中で旅を終えなければいけなくなった時に対応ができるか不安
といった思いに気付くことができる
かもしれません。
この2つの質問で明らかになった
制限となるビリーフを見て、
「え!?そんなこと考えていたの?」
と思う人も、結構多いと思います。
そして、こんなことを暗に思っていたら
夢の実現には時間がかかりそうだな…ということにも
気付くことができると思います。
あとは、その「制限になるビリーフ」を
緩めたり、手放したり、変容させて行動していくと、
だんだんと夢に近づくことができるのです。
NLPコーチングでは、
制限となるビリーフを扱うワークがたくさんあります。
ご興味がある方は
ぜひトライアルセッションでお試しください。
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