先日、イスタンブール経由で
クロアチアへ行ってきました。
実に、子どもを産んで以来
20年以上ぶりの海外旅行です。
旅立つ前は、
久しぶりの長距離フライトや
初めて訪問する国に
少しの緊張と大きな期待を抱いていました。
そして、そこで体験したのは、
独身時代に海外旅行をしていた頃に感じていた、
あの独特の感覚でした。
海外に出ると、
日本のことが本当によくわかります。
日常とは全く違う空間に身を置くことで、
そこにある文化や人々と自分との違いを
肌で感じます。
その違いを認識する中で、
改めて「自分って日本人なんだな」
「日本のこういうところが好きなんだな」
といった、
普段は意識しない自分自身への
理解が深まるんですよね。
そして、今回の旅ではもう一つ、
大きな発見がありました。
私は英語を話す場面になると、
どうやら少し社交的になるようです。
片言の英語ではありますが、
タクシーの運転手さんや、
同じバスに乗り合わせた
台湾出身の姉妹にも
積極的に話しかけていました。
日本にいる時の私とは少し違う、
新しい自分の一面を知ることができた
ような気がして、とても新鮮でした。
いつもと違う環境に身を置くことで、
自分を知ることができる
今回の旅で、
このことを改めて強く実感しました。
船がレーダーを発し、
跳ね返ってきた情報で自らの位置を把握するように、
旅もまた、
周囲の環境から得た情報を通して、
自分の立ち位置や価値観を把握
することができるのだと思います。
毎日同じルーティンをこなし、
同じ人々と接していると、
良くも悪くも「いつもの自分」の枠に
収まってしまいがちです。
しかし、そこから一歩踏み出し、
未知の世界に飛び込むことで、
今まで気づかなかった自分の一面や、
秘めていた可能性に出会えることがあります。
そして、もう一つ感じたのは、
昔好きでやっていたけれど、
ご無沙汰してしまっていることの中に、
自分の変化を作り出すヒントが
あるかもしれないということです。
私にとってそれは、
海外旅行でした。
学生時代から結婚して子どもを産むまでは、
ときどき海外旅行に行っていました。
当時は(円高だったですし!)
当たり前のようにやっていたことですが、
20年というブランクを経て再び体験したことで、
当時の感覚が蘇り、
同時に今の自分に新たな刺激を与えてくれました。
もし、あなたにも昔夢中になったことや、
理由はないけれどなぜか惹かれていたこと、
そして今はすっかりご無沙汰
してしまっていることがあるのなら、
もしかしたらそこに、
新しい自分に出会うためのヒントが
隠されているかもしれません。
人生は一度きり。
日常という名の枠を飛び越えれば、
きっと新しい景色が待っています。
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