mind conditioning

人生は大きな器。自由に、自分らしく、あなたの選択で。満たしていこう。

「私って、どう生きたかったんだっけ?」と立ち止まったあなたへ

今から10年ほど前、
まだ息子が小学生だった頃の話です。

 

今は大学生になった息子が、
当時、何の前触れもなく言い放ったひと言。

 

それは
「生きていても楽しくない!」
でした。

 

この言葉を聞いた時に、
親として本当にショックでした。

 

いつもあんなに笑ったり、
何かに夢中になって過ごしているのに
なぜそんなことを言うのだろうか?

 

それと同時に、
自分の胸にも、
ズシンと響くものがありました。

 

まるで、
自分の奥にしまいこんできた“何か”を、
代わりに息子が口にしてくれたような気がしたのです。

 

そして、心の中にふと浮かんできた問い。
「じゃあ、私は毎日楽しく生きてる?」

 

それに対する私の答えは
「苦しくもないけど、楽しくもないな…」
でした。

 

さらにその後、
じわじわと湧き上がってきたのが、
「私って、ほんとはどう生きたかったんだっけ?」
という疑問でした。

 

 

その後、私はコーチとしての活動を
始めることになります。

 

そして気づいたのは、
「本当はどう生きたいのか」この問いに、
明確な答えを持っている人は、
実はそれほど多くないということ。

 

むしろ、問いが浮かんできたこと自体が、
大きな変化のサインかもしれない、
ということです。

 

だから、
答えが出ないままでも大丈夫です。

 

大事なのは、
「自分に問いかける時間」
を持つことなんだと思います。

 

なぜなら、それが、
自分の人生を自分で選び取っていく力に
変わっていくから。

 

 

もしかしたら、あなたも今、
「このままでいいのかな?」
と感じているかもしれません。

 

「どう生きたいのか」に明確な答えが出ないと、
「自分はダメなのかも」
「ひょっとして何も感じられなくなってる?」
と、不安や焦りが出てくることもあるかもしれません。

 

でも、それは鈍感になったからではなく、
“感じる余白”がなかったからかもしれません。

 


実際、長時間残業で管理職の仕事をしながら、
子育てもしていた当時の私の生存戦略は、
「とにかく、こなす」だったように思います。

 

今振り返ると、
時間的にも、体力的にも
“感じる余白”なんてなかったように感じます。

 

 

最近、私は
人生はひとつの「大きな器」みたいなもの
なのかもしれないと思うようになりました。

 

人生の器には、
何かが詰め込まれていると感じたり、
逆にスカスカに感じられたりします。

 

中には、
「本当は入れたくなかったもの」や
「無意識に詰め込んでしまったもの」、
「あるはずのものが無い」
ということもあるかもしれません。

 

by Bernd Müller

 

まずは一度、
自分の人生の器を静かに見つめてみませんか?

  • 何がたくさん入っていますか?
  • それは、誰のために入れたものですか?
  • 本当は何を入れたかったですか?
  • どんな器のカタチが、自分らしいと思いますか?

器の中身を見直すことで、
“これからどう生きたいか”のヒントが
自然と浮き上がって見えてきます。

 

「自分はどう生きたいのか」
この問いに、
すぐに答えが出なくても大丈夫です。

 

問い続けることそのものが、
あなたの人生を変える力になります。

 

そして、もし今のあなたが、
「自分の人生をちゃんと選び取りたい」
「誰かの正解ではなく、自分の感覚を信じて生きたい」
と感じているのなら――

 

ぜひ“あなたの器”を見つめる時間を
持って欲しいなと思っています。

 

あなたが、
あなたらしい人生を歩み出す
きっかけになりますように。

 

 

 

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