その気持ちを手放せなくても、緩めることはできる
心のどこかに、
どうしても許せない人がいる。
そのことを、
誰にも言えずに抱えている人もいるかもしれません。
「もう終わったことだから」
「気にしないようにしよう」
そう自分に言い聞かせても、
ふとした瞬間に、また思い出してしまう。
それだけ、あなたにとって
大きな出来事だったということだと思います。
許せない気持ちを持ち続けることの代償
ただ、少し立ち止まって
考えてみてほしいことがあります。
その「許せない」という気持ちを、
この先もずっと抱えていくとしたら。
長い目で見たとき、
そこにメリットはほとんどありません。
怒りや恨みといった感情を持ち続けると、
体は常に緊張状態に置かれます。
その状態が続くことで、
免疫の働きが弱まり、
体調を崩しやすくなることが分かっています。
あなたを傷つけた相手のために、
あなた自身の健康まで
差し出してしまっているとしたら。
それは、とてももったいないことだと思うのです。

今、味わっているのは「過去」
その人のことを思い出すたび、
心の中では、あの出来事が
何度も繰り返し再生されています。
でも実際には、
今この瞬間、それは起こっていません。
起こっていないのに、
何度も何度も、味わい直している。
まるで、とっくに味のしなくなった昆布を、
ずっと口の中で噛み続けているようなものです。
噛めば噛むほど、
新しい味が出てくるわけではないのに。
それでも、噛むのをやめられない。
そうしているあいだ、
あなたの時間とエネルギーは、
静かに、確実に減っていきます。
怒っている時間だけ、幸せから遠ざかる
人は同時に、
怒りと幸福を感じることはできません。
「許せない」という気持ちで
心が占められている時間は、
そのぶんだけ、
楽しんだり、心地よさを感じたりする時間が
短くなっているということでもあります。
その人のことを考えている時間は、
その人のために、
あなたの時間とエネルギーを
使い続けているのと同じです。
もう関わっていないはずなのに、
心の中では、まだその人に
たくさんの時間を差し出している。
そう思うと、
少し不思議な感覚になりませんか。
許さなくてもいい。緩めるだけでいい
こう聞くと、
「許さなければいけないのか」と
感じる方もいるかもしれません。
でも、無理に許す必要はないと思っています。
最悪、許せないままでもいい。
ただ、その気持ちの強さを、
少しだけ緩めていく。
思い出しても、
以前ほど心がざわつかなくなる。
気にならなくなっていく。
そのくらいのところを、
目指してみるだけでも十分です。
ゴールは「許すこと」ではなく、
「その人に使う時間とエネルギーを、
自分のために取り戻すこと」なのだと思います。
小さくでいいので、始めてみる
いきなり気持ちを変えようとしなくても大丈夫です。
その出来事を思い出したときに、
「また昆布を噛んでいるな」と、
ただ気づいてみる。
それだけでも、
少しずつ変化は始まっていきます。
そして、そこで生まれた時間とエネルギーを、
今度は自分の好きなことや、
大切な人との時間に使ってあげてください。
その積み重ねが、
あなたの心と体を、
少しずつ軽くしていくはずです。
許せない気持ちを抱えているあなたは、
決して弱いわけではありません。
ただ、その気持ちに
これ以上、時間を差し出さなくてもいい。
そのことに、
今日、少しだけ気づいてもらえたら嬉しいです。
-----
もし、もう一歩進んで
「許す」ということに取り組んでみたい方は、
ぜひトライアルセッションでお試しください。
-------
◆ブログ更新のお知らせをあなたのLINEにお届けします。
LINE公式アカウントでお友達登録をお願いします。
◆WEBサイト
https://twitter.com/coachingnlp_jp/
https://www.instagram.com/coachingnlp.jp/
◆はてなブログで読者になるにはこちらから
-------