これまでに相当な時間の
コーチングセッションをしてきましたが、
振り返れば実にさまざまなテーマがありました。
そして、クライアント様のほとんどが
ひとり起業家、個人事業主、フリーランス
（もしくはそれを目指す人）
が占めています。
課題のテーマを大きくカテゴリーにわけると？
という質問をあるクライアントさんから
いただいたので改めて考えてみました。
あえて大きく二つに分けると、
- やったことがないのでできない
- やってみたけど続けられない
に分けることができるのではないでしょうか。
１．やったことがないのでできない
このテーマを持つ人のタイプは、
比較的優秀で真面目。
大きくご自身のルートからはずれることはなく
ここまで頑張って来られた方が多い印象です。
必ずしも控えめだったり大人しい方ではなく、
自分の意見も言えるし、
芯の強さを感じることもあります。
それから、人目を気にする側面があったり、
少し完璧主義な一面も見られます。
私たちはどうしても
「現状を維持したい」という気持ちが
働いてしまうので、
変化やチャレンジは怖く感じたりします。
このようなタイプの方は、
えてして責任感が強い！
コーチングでは、
怖くない一歩（なんなら0.1歩）を
一緒に見つけ出して、
それをやると宣言していただくと
するすると進んで行くことが多いです。
コーチと約束したのだから、
約束は果たさなければという力が
働くのでしょうね。
２．やってみたけど続けられない
このテーマを持つ人のタイプは、
比較的感性が豊かで社交的。
ご自身の生まれ持った直観で常に良い選択をして
人生を切り開いてきた方が多い印象です。
何も考えていないように見えて、
自分では打算的・計算高いという
自己評価を持っていて、
最後はうまくいくというポジティブさがあります。
それから、直感が赴くままに
様々なことに手を出すので、
たくさん学んで資格を多く持っている人も多いです。
「三日坊主」という言葉があるように、
何かを継続するには、
最初の３日～７日間という難関を乗り越えていく
必要があります。
意気揚々と始めたことでも、
数日すぎると飽きがきてしまったり、
他のことに興味関心が移ったりして
長続きしないことが多いです。
このようなタイプの方は、
ものすごい瞬発力をお持ちの方が多い！
過去にはセッション中にもかかわらず、
アポ入れや問い合わせなど、
具体的な行動に移している方もいらっしゃいました。
コーチングにおいては、
サーキットトレーニングのように、
小さな行動を短期間でつないでいく目標設定
をすることもあります。
また、自分へのご褒美も有効です。
やりたいことは何としてでもやりたい
という気持ちが強い方が多いので、
〇〇が達成したらそれ（やりたいこと）をしてもいい
制限をつけたりすることも
比較的効果があると思っています。
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興味深いことに、
壁を乗り越えられない自分に対する
評価や反応はどちらのタイプも同じです。
私たちは、赤ちゃんのときに
立てる・立てない、歩ける・歩けない、
で判断せずに、立ちたい！歩きたい！という
気持ちがあったから、今があると思います。
それと同じように、
壁を乗り越える・乗り越えられないよりも、
「やりたい」「実現したい」という気持ちに
フォーカスをして支援を続けていきたいと思います。
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