みなさん、こんにちは。
暑い日が続きますね。
今年の夏は、
ご縁のある高校が甲子園に行ったので、
何試合かTV観戦をしました。
大量得点をとられても、
後半で大胆に逆転をしていく
諦めない闘いに心から感動しました。
さて、話は変わりますが、
こんな言葉に昨日出会いました。
人間の脳は、
現実の出来事と、
現実と同じくらい鮮明に描いたイメージを
区別できない
by マクスウェル・マルツ
過去に抱いたイメージが
実際の現実と異なっていたとしても、
それが自分にとっては真実であるように
思ってしまったり、
逆に、
自分に都合よくした未来のイメージを
なんども刷り込んでいくと、
すでに現実に起こったことと
脳は認識したりするそうなのです。
たとえば、
「昔、あの人にこう言われた……」
「この前、あの人が不満そうな顔をしていた……」
といった、
過去の一度キリの、
しかも一瞬を切り取った
言葉(音声)や表情(イメージ)
によるものがあります。
本当に一瞬でたった一度の
ことかもしれないのに、
そして、真実ではないのかもしれないのに、
勝手になんらかの意味付けをして、
さらに、脳内でどんどん、
肉付け、脚色、リアル化されていき、
最終的には、
あの時、ああだったから……
と私たちの行動を制限していくことが
なんと多いことか。
未来を都合よく作っていく例としては、
スポーツ選手の
イメージトレーニングがあげられます。
羽生結弦選手は、
オリンピックに向かう飛行機のなかで
ありありと金メダルをとる姿を想像して、
ソチ入りをしたそうです。
すでに起こった出来事と同じくらいに
イメージしてしまっていたので、
実際に金メダルを取ったときは、
飛行機の中で抱いたほど強い感情はなかったそうです。
つまり、
人間の脳は、
現実の出来事と、
現実と同じくらい鮮明に描いたイメージを
区別できない
というのは本当のようです。
私のコーチングのベースとなるNLPでは、
こうした過去のイメージの書き換えや
望ましい未来のイメージの創造をする
効果的なワークがたくさんあります。
まるで、
記憶やイメージの設計&製作のようなので、
なんだかモノづくりに似ているなと
思ってしまいます。
「想像工学」
とでも言いましょうか。
今、まさに甲子園で闘っている
高校球児たちは、
きっとさまざまな制限となるイメージも
すべて乗り越えて、
輝かしい未来をしっかりとイメージして、
この舞台にたどりついたんだろうなと思うと
さらに感動しますね。
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