「コーチをつけていることを公表したほうがいいのでしょうか?」
そんな質問をいただきました。
基本的にはそれぞれのご判断で、
自分にとってメリットがあるかどうかを基準に
お決めになって構わないと思います。
私自身はどうしているかというと、
自分にとっては、
コーチをつけていると周りに伝えたほうが良い
と思っていますし、これまでもそのように行動してきました。
公表する理由は二つあって、
ひとつめは、
自分がまだまだ成長できる人材であり、
そのための行動をとっていることが伝わる
からです。
以前、
「会社からコーチングを受けるように指示されたのが恥ずかしい」
と言っていたクライアントさんがいました。
どうやら、自分はダメだから、
会社がコーチをつけたと思っていたようです。
昨年出版された「1兆ドルコーチ」
という本の中で、
Google社に転職するエグゼクティブが、
シリコンバレーの伝説的コーチといわれる
ビル・キャンベルのコーチングを受けることが
条件となっているようなシーンがでてきました。
つまりは、その人材に期待しているから、
企業は採用して、その人にコーチをつけるのです。
世界の名だたるスポーツ選手も
コーチをつけていますし、
アメリカの大統領も
コーチをつけていると言われています。
ダメな人にコーチをつけることはないのです。
そして、そのコーチをつけているのが
人に知られると恥ずかしいと言っていた方は、
コーチングを、悩み相談や心療内科的なものとを
混同されているようでもありました。
コーチングは、
ある理想の状態をゴールや目標に設定して
それに向かって共に目指していく協同関係をさします。
ですから、コーチを付けている人は、
何かに悩んでいる人というよりは、
成果・成長を目指している人であると言えます。
以上の理由から、
コーチをつけていることを公表することは、
「自分は成長するための行動を
取っている人である」
ということの証を見せているとも言えるのです。
もうひとつの公表する理由は、
公表することで、
自分の行動が促進するからです。
ひょっとしたら、
その人のタイプによって違うのかもしれませんが、
何か行動をする前にに
「今からするよ!」「明日するよ!」
と人に宣言することで、
伝えたことが嘘にならないように
動かたことってありませんか?
例えば、「ジムに行く」って友達に
宣言しちゃったから、「ジムにいかなくっちゃ!」
みたいなことって皆さんはありませんか?
人に宣言をすることで、有言実行を意識しますし、
それと同時に、コーチをつけるにふさわしい
自分のふるまいを意識することができます。
つまりは、人に公表をすることで、
ちょっと頑張れる環境を作れると私は思うのです。
公表することが極度のプレッシャーに
つながってしまう人にはおすすめはしません。
公表することが、自分のモチベーションアップや、
行動を後押ししてくれるものになる場合は、
ぜひ、公表する力を活用して、
成果を得るためのパワーとしていただきたいなと思います。
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